QT/diary

日記だよー

最近良く聴く音楽

新曲ではなく、Tap Tap Revenge4という音ゲーをきっかけに聴くようになった曲をいくつか。

Carly Rae Jepsen 'Call Me Maybe'

ものすごくかわいい。声もヴィジュアルも歌詞もPVも……とにかく全部がかわいいのです。PVの最後のオチは必見ですので、ぜひ最後まで観てください。 方向としては、Katy Perryからアクを抜いた感じ。それにしても、洋楽の歌詞の世界は、しばしば女の子の思い込みの激しさとか積極性とか、恋愛に貪欲な部分が強く押し出されていたりする。ちょっといかがなものか、というその過剰さが歌詞に描かれる女の子たちが持つ{かわいさ}のコアになっている気がします。ちなみに。ゲームの方ではHARDレベルで13位で喜んでいたのもつかの間、28位くらいに転落していました……。 それにしてもCarlyの口紅の色がかわいい。欲しい。

DEV 'Kiss My Lips'

お酒を飲みながら聴くならこれ。ほどよくけだるく、ほどよく乗れる。

The Submarines 'Submarine Symphonica'

アニタ・オデイを思い出す、絶妙な音感……。そしてヤン・シュヴァンクマイエルを彷彿とさせるPV。聴けば聴くほどやみつきになります。iPhone 3G '09年度CMソングだそうですが、テレビを観ていないので知りませんでした。 このテイストで「Just Can't Get Enough」を聞いてみたい。

Tino Coury 'Diary'

失恋の歌です。が、Tinoの表情が読み取りにくいせいか、すこし不思議な感じがするPV。彼女の心変わりに傷ついている感じがしないの。歌詞はじめっとしておりますが、のびやかな声が非常にさわやかで、気持ちよく聞ける歌なのでした。

Taylor Swift 'Picture to Burn'

最近どころか、もう三年くらい聴いているような気がします……。失恋の歌の中で好きなのは、テイラー・スウィフトの'Picture to Burn'。もともとの歌詞では「あんたがゲイだって言いふらしてやるんだから!」という部分が、アルバムでは別の表現に変わっていたりして、米国の放送コード(?)に思いを馳せたりして二倍楽しめます。「あんたってほんと、田舎者ね!」という攻撃的な歌詞で、PVも激しい。でもそれでスカっと忘れられるのなら、いいですよね。 あと、これでカントリーってところにグッとくる。 --- テイラーの歌詞を読んでみると、アメリカの若い子たちのアイデンティティと車の関係がわかって面白いです。かっこいい車に乗っていることが、モテる条件。日本でも、日産サニーあたりでしょうか。男の人のライフスタイルの象徴として、車が消費された時代がありました。しかし今ではその考え方は古びており、車は家族の(絆を深める)ための乗り物になっている。日本では時代と共に車に対する考え方も変化しているけれど、アメリカは変われずにいるようです。車でしか自分の価値を示すことができない、まだ何者でもない学生たちにとって、「かっこいい車を所有しているのがかっこいい」というわかりやすい指標を後生大事に受け継いでいきたいのかもしれません。しかし、現代の環境の問題や公共圏の問題(Reclaim the streets)などを鑑みると、近いうちに変わってもよさそうな価値観だと、個人的には思います。でもどうかな……アメリカ国内における自動車産業インパクトを考えたら、変えてはいけない価値観なのかもしれませんね。 ちなみに、王蟲はハマーみたいな強そうな車が好きで、次点でカブリオレとか、かっこいい車も好き。完全にアメリカ的嗜好です……ごめんなさい。